ポキポキ鳴らすと楽になる?

手や足の指をポキポキ鳴らしたり、首を捻ってポキポキ、酷い場合は手を顎に当ていっきにボキっ・・・。

こんな事けっこう普通にされていたりしますね。

最近、テレビなどでも良くないと健康番組やなんかでされていますので見られた方もいらっしゃるでしょう?

でも、まだまだ多い様に思います。

整体をしている最中に思わず、足の指をおもむろに曲げ、「ポキ」。

私が一言、「それ普段でもよくされます?からだに悪いですよ!」

・・・、「えっ~、そうなんですか?手とか首もよくします。   気持ちが良くて楽になった気がして」

では、このポキという音はどうしてなるのでしょう?

関節は関節包というもので包まれています。その中に液体が入っていて(関節液)、これが関節をスムーズに動かしています。
この関節を急に引っ張ったり、曲げたりすると関節内に圧力がかかり真空状態になります。

この時、関節内圧を下げることで滑液が気化し、それが弾けて消失する時に音が鳴るのです。

要は、液体が気体になる時の音です。決して骨が鳴っているのではありません。

そしてこの後は、関節内の気体は徐々に液体に戻っていきます。
この時間おおよそ20分、その間はポキポキ音が鳴りません。

またその時、ゲートコントロールという麻酔効果が起こり痛みを多少緩和させるようです。

以上の事から少しのストレッチ的要素と麻酔効果で楽になったような気がするんですね。

でも、根本的には何も変わってないんです。それより、頻繁にポキポキ鳴らすと関節を保護しようと軟骨ができたり、同じ所ばかり曲げられることにより靭帯が緩んだりするなどし、しまいには、指を曲げただけでポキポキ鳴り痛みが出てきたりします。

当院に来られた方で肩こり・頭痛・首の痛みを訴えられていました。
よく話を聞くと首を頻繁に鳴らされているとの事。

原因はそれですとお話しすると「???」

今までの様な話をして首を鳴らすのをやめてもらいました。
次回来られた時には、随分楽になったと喜ばれていました。