産後の骨盤・・・腰痛、トラブル。

当院にも産後の腰痛や骨盤の歪みが気になり来られる方がよくいらっしゃいますが、昔に比べ産後の不調が増えている様です。

昔から「産後の肥立ち」を良くするという言葉があります(最近はこの言葉自体知らない方も少なくないのでは・・・)、「産後の肥立ち」とは、妊娠や分娩で消耗し痩せ細った母体が産後徐々に回復し、身体に肉がついて肥えていくことを昔の人は「肥立ち」と呼び、これが順調なものを「産後の肥立ちが良い」といわれたそうです。

昔は産後しばらくはからだを動かさず床につき、静養するのが普通でしたが、近年は早く起き上がられるようです。

では、なぜ産後はゆっくり静養しなければならないのか?

出産により骨盤は拡がり、産後縮んで元に戻るのですが、骨盤は左右片方ずつ閉じていき、完全に元に戻るまで七~十週間かかるといわれています。
また、骨盤は肩甲骨や後頭骨とも連動していますからきちんと左右揃うまで重いものをもったり、頭を洗ったり目を使いすぎない方がいいようです。
昔の人は産後髪を洗うことも控えられたそうです。
産後の起き方に気をつけず、早く起き上がり、無理をすると骨盤の左右が揃わないままになってしまい、多くの不調の原因になってしまうのです。

産後にはトラブルが付きもののように思われる所がありますが、逆に産後の経過を上手くすごせば、骨盤はきれいに揃い、産前に悩んでいた症状が無くなるということもよくあるようです。

いかがですか、「産後の肥立ち」を良くするという言葉を理解し、産後はできるだけゆっくり静養することの意味を知り、産後のトラブルを防ぎましょう!