からだの常識・非常識

右利きだから、右肩がこると思ってました・・・。

肩こりで来院される方も多いですが、こんなことを言われる事があります。

「右利きだから右肩がこるものだと思ってました。」

でも、実際は左肩や首がこりがひどく感じられたり、痛みが出たりすることが少なくないのです。

 

利き腕だからよく使うので疲労し、筋肉が硬くなりこってくるというのも当然あることなのですが、使わない、あるいは、使い勝手が悪い利き腕ではない方が、肩周辺の筋肉が動かされていない、動きに慣れないのですぐに疲労し硬くなってこるなどといったことが往々にしてあるんです。

 

それと、右利きから引き起こされるからだの使い勝手・習慣によるからだの歪みから、左側の肩から肩甲骨の内側辺りはこりやすくなる傾向にあります

 

ですので、右利きだから右肩がこるとは限らず、左側にこりや痛みを訴えられるのも多いですよ。

痛みがあちこちに移る?

からだに痛みがある場合、動作により痛む時もあれば同じ姿勢が続く状態、ただじっとしているだけなのに痛んでくる場合もあると思います。
そんな時ここが痛いとはっきりわかる場合はまだいいのですが、なんだか漠然とこの辺りが痛いなんてことも多いですね。
筋肉がある所にはどこでもトリガーポイント(痛みの引き金となるポイント)が出来上がります。
 
痛む期間が長くなればそれだけ痛む箇所がはっきりしないことも多いように思います。
整体を受けていただき、漠然とした痛みがだんだんはっきりどこが痛いとか、人によっては痛みの一番ひどい所に意識が集中していて、次はここが、その次はここがと、痛みが移ってきましたと言われることがあります。
からだがよくなる過程で主訴が改善されてくると、からだのあちこちに出来上がっていたポイントが浮き上がるように痛みを感じて来られる状態です。
痛みが作り出されたのではなく元々あったんですね。
 
当院で行う整体は、からだが良くなろうとする力、もとに戻ろうとする力を利用しからだを整えます。
瞬間的な矯正のような方法を取りませんので痛みが作り出されることありませんので、このような事をお話ししからだの状態をしっかり理解していただきます。
漠然とした痛みがピンポイント的にはっきりしてくるのもよくなってきた状態です。
痛みがきつくなったり、あちこちに痛みが移ってきて?も心配しないでくださいね。

腰痛にストレス関与(京都新聞・医療/健康)。

今日の京都新聞の医療/健康ページに掲載されていました。

 

エックス線やMRIで異常があっても腰痛のない人や、異常がないのに痛みが強い人もいて画像所見で痛みの原因を説明できるとは限らない。

 

また、ぎっくり腰で受診した患者のうち、治るまで安静に指導された人と、できるだけ普段の生活を続けるよう指導された人を比較すると、翌年にぎっくり腰を再発するリスクは安静を指導された患者の方が3.65倍も高かった

 

会社員の男性が腰痛を発症、安静にしてもプールで運動しても一向に改善せず、家族と口げんかしたり司法試験の受験について不安になったりすると、その当日か翌日に痛みが増すことに気付いたなどと書かれています。

 

このようなことは以前からこの日記にも書かせていただいていますが、一部の方が知っていて大多数はまだまだ知られていないように思います。

 

しかし、腰痛とストレスの関係や画像所見の問題などがこのように一般的な新聞にも掲載されることも多くなってきたように思います。誰の目にも触れる機会が多くなれば腰痛の常識も変わりますね!

 

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痛いから動かさない?

痛みがあると動かすと痛いので、動かしていいのか悪いのか?という質問をよく聞きます。

 

何かきっかけ、例えば、ぶつけた、ひねったなど明らかに原因となることがある場合はまずは無理に動かさない方がいいですよね。

 

しかし、だんだんと痛くなってきた場合や原因がわからない場合は、関節の動きや筋肉が硬くなり痛んできていることが多いです。

 

それを動かすと痛いので動かさないでいると、ますますかたまって来て、原因が何かわからない怖さもあり、もうどうしていのかわからない状態になってきます。

 

動かすと痛いので動かさないで過ごし、首がほとんど回らなくなって来られた方や、腕を肩より挙げられない状態で来られたり、動かさない事により事態がさらに悪くなっている方も少なくないようです。

もちろん、その原因を見定めて、原因を取り除いてからでないと無理に痛い方向に動かす事はよくありません。

 

中には、痛い方向に一生懸命体操して動かして、さらに痛くなってきたという方もいらっしゃいます。

この辺りは自身のからだとは言えなかなか難しいですね。

 

そこで、ひとつの方法としては操体法の原理(操体法をご存じない方は検索していただければ出てきますよ)を利用し、痛くない方向に動かしてみることです。

 

痛いのと反対の方向、痛くない方向に動かす。

例えば、腰を右に回すと痛い場合、痛くない方向、左に数回まわしてみる、少し間をおいてから、痛い方に回してみると痛みが楽になっています。

問題が深い場合は簡単にはいきませんが、こんな方法もある事知って頂くといいと思います。

体操なんかでも痛いのを無理やりするより、楽な方、気持ちいい方にからだを動かすと、壊しませんし状態もよくなりますよ。

 

それでもどうしようもない状態は専門家にみていただき、原因を取り除き、からだを動かしてください。

 

人のからだは動かすように出来てますから、動かさないとどんどん動く範囲も狭まり、痛みや不快な症状が出やすくなりますよ!

 

加温生活 「ヒートショックプロテイン」があなたを健康にする。

以前にもヒートショックプロテインについてこの日記(お風呂の温度は体温プラス2℃くらいが良い訳。)で書きましたが、わかりやすく解説され、その入浴方法も書かれている本を紹介します。

生活にも取り入れやすくお金もかからない、「ヒート・プロティン・ショック(HPS)」入浴法をぜひ試してみてください!

 

            NEOBK-887085 伊藤要子著

~抜粋~

 「加温」。体を温めるというのを一歩進めて、体に熱を加えることです。これが健康な体を作ります。なぜ、体を健康にするのでしょうか? その理由は「ヒートショックプロテイン」というタンパクにあります。「加温」をすると、この「ヒートショックプロテイン」が増え、病気になっていたり、病気になりそうなタンパクを修復するのです。   そして、この「加温」は日々の入浴でできることなのです。医療の現場でも行なわれている「加温」を日常生活に応用したのが「ヒートショックプロテイン入浴法」です。  週に2回、この「ヒートショックプロテイン入浴法」で入浴するだけで、精神的にも、肉体的にも元気がなかった体が元気になり、病気知らずの体になるのです。試合や試験で、ここ1番の力を発揮することもできます。豊かで健康な人生を「加温」そして、「ヒートショックプロテイン」と歩んでいただくための一冊です。  また、「加温」そして「ヒートショックプロテイン」は民間療法ではありません。世界中で多くの研究者が研究をし、医療の現場でも注目されているのです。

「ヒート・プロティン・ショック(HPS)」入浴法。

42℃のお湯なら、途中休んでよいので、10分つかる。

41℃のお湯なら15分。

40℃のお湯なら20分入浴する。

入浴後、布団、サウナ・スーツなどで、15~20分程度、体の保温を保つと、さらに効果的。水分補給も忘れずに。

この方法では、2日後ぐらいにHSPが最大となるので、週2回ぐらいが効果をより効率よく発揮できるようです。

 

それ以外の日は、ぬるめのお湯でゆっくり入り自律神経を整えてみるのがいいのではではないでしょうか。