前々回に筋筋膜性疼痛症候群(MPS)について書きました。
そこで、MPSを引き起こすトリガーポイント(痛みの元となるしこり)、トリガーポイントの特徴のひとつとして「関連痛」を引き起こすという現象があります。
これは痛んでいる場所に原因となるしこりが見あたらず、痛む場所とは離れた所に原因となるしこりがあるという現象です。
痛むところに原因がない場合は、どんなに痛むところの治療を受けても改善しないのです。
痛い所をいくら気持ちよくマッサージされてもよくなりません。
例えば、
×印がトリガーポイント 赤い所が関連痛
よくある肩の痛みですが原因は痛い所、肩にはないのです。
いかがですか、肩にシップを貼っても注射しても痛みが引かない理由、おわかりいただけたでしょう!