冷え症シリーズの④と⑤、その対処法。

からだ(健康)の常識・非常識

冷え症シリーズの④と⑤、全身型と局所型です。

全身型冷え症は、頻度は少ないですが、若年層や高齢者に比較的多くみられます。

全身が均等に冷えているため、冷えを自覚しない場合は低体温傾向と呼びます。
自覚症状がなくても身体機能に支障をきたすので、特に「隠れ冷え症」と呼んで注意を要します。

主な原因は、身体の中で熱がつくれないことです。基礎代謝の低下や、体温のセットポイント(基準)が低下しているために、全身が冷えている状態です。ストレスや不摂生な生活が要因になっていることもあります。

対処としては、身体の中も外も冷えているため、まずは熱が逃げないよう保温が大切です。同時に熱を生み出すために、食事摂取を増やし、十分な睡眠をとり、ストレスを減らし、代謝上げるための運動などが大事です。

全身型とは反対に、足のかかと、背中や腕の一部など身体のある範囲だけ強く冷えを感じる場合を、局所型冷え症といいます。

原因としては、局所の知覚神経や交感神経に問題があるために起こる、局所の血管圧迫や血管狭窄などによる血行障害が考えられます。局所の筋肉がこって、循環が悪くなるために起こることもあります。

対処としては、原因となっている異常を診断してもらうことが大切です。原因によって異なりますが、ツボ押しなども効果的です。

全身の冷え、だるさや、足から全身の血流を促す、
ツボ押し、
膏肓(こうこう)、肩甲骨の内側の縁に位置する。肩甲骨の上から約1/2。
足三里(あしさんり)、足の外側。膝のお皿の下から、指4~5本分さがったところ。
湧泉(ゆうせん)、足の裏。人差し指と中指の間からかかとに下ろした線の上で、足先から約1/3の位置のくぼみ。
が有効です。

参考文献 図解 いちばんわかる! 東洋医学のきほん帳 伊藤 剛 (著) より抜粋

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