左足側面のしびれと痛み。坐骨神経痛・脊柱管狭窄症?

トリガーポイント

左足側面の痛みが3週間前からきつくなり、10日前からしびれも出てとご紹介で来院。70代 男性

朝起きがけは足がつりそうでこわく、夜寝る時一番痛みがきつくなり、夕方からしびれ感が強くなられるそうです。

原因を探る為、いくつかの動作をしてもらい、骨盤、下肢の状態を確認をしました。

ヘルニア等からでは無さそうで、下肢の痛みやしびれの元になる、お尻の筋肉群(中小臀筋)を押圧すると思わず声が出るぐらいかなり痛みを感じられ、モモ裏にも同じように痛みを感じらました。

このあたりが原因と思われ調整しました。各箇所には相当な筋硬結(筋肉の塊=しこり)がありました。この状態になられるまで、数ヶ月を要していると思われました。

2回目(5日後)、随分楽になったと言われました。動作でも稼働範囲が広がっています。

3回目(5日後)、今朝から起きがけつりそうになり、しびれも出て6、7割元に戻った感じと言われました。筋肉等の組織がまだ安定せず、何かのきっかけで少し戻ったようです。

4回目(5日後)、痛みはましな状態、夕方になると軽いしびれが出る。

5回目(5日後)、昨日、今日と朝起きがけつりそうな感じと痛み。

6回目(1週間後)、ましな状態が続いた、起きがけつりそうなのも2日程で軽く、しびれも無くなってきた。

この頃になると、原因となる痛みの箇所を押しても激痛から少し痛みを感じる程度になられていました。

7回目(1週間後)、少し痛みやしびれがあるが順調だった。

8回目(1週間後)、随分ましな状態。

9回目(2週間後)、問題箇所を押しても痛みが無く、痛みやしびれがほとんど無い、随分良くなったと実感されていました。

以後は、再発予防と良い状態をキープする為、定期的に来られています。

当初の筋硬結は相当な状態で、はじめの数回はご自身でもよくなるのか不安だったようでした。一度状態が戻ったような事がありましたが、その後順調に回復され、今は再発もなく過ごされています。

痛みが酷くなられてから3週間程ですが、原因となる状態になられるには、数か月から年単位を要していると思われます。このような事は少なくありません。

日常の姿勢、動作習慣で出来上がります。年配の方は、日常動作での関節可動範囲が小さくなって行き痛みのもとになる筋肉のしこり(トリガーポイント=筋硬結)が作られます。レントゲンを撮れば、ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、分離症などといわれる事もあるかもしれませんが、それが原因ではなく、トリガーポイントからの痛みというのもよくありますのでご相談ください。

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京都の整体院。

お腰やす やまだ整体の家

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