筋膜について

筋肉を包む膜である筋膜。
近年特に注目され、多くの痛みに関わっているとされる筋膜を少し詳しく知っておいていただくと痛みについて理解しやすくなると思います。

通常筋膜は伸縮性と粘弾性をもっています。
その筋膜は、ケガや炎症、過度の使用、不良姿勢、不動などにより伸縮性や粘弾性が低下し、捻じれ・シワ・歪み・癒着などしてきます。
そんな筋膜は痛みを誘発し関節の運動機能にも影響をあたえます。

変化した筋膜が修復されずにいると他の筋膜を引っ張り、癒着や歪みを広げていきます。
そして伸縮性の低下した筋膜に包まれている筋肉は硬くなり、リンパ液の流れや血液循環の不良を引き起こします。

筋膜はさらに繊維化し分厚くなり固くなって、痛みが広がり、機能低下が進み慢性な痛みとなっていきます

これは筋肉だけでなく、関節や靭帯など膜組織に覆われたすべての場所に起ります。

ここまできた筋膜はマッサージや温めたりしても一時的に緩和しますが、線維の配列や癒着が改善されないとすぐにその症状は戻ります。

筋膜は揉んだりするマッサージというより、筋膜リリースといわれるように解除・解放するということが必要です。
それには持続的に圧迫、ずらしながら圧迫等、深さや方向、圧する時間により、筋膜に特化したやり方が必要となります。
引き伸ばし過ぎても傷付き固まります。

いかがですか、筋膜の固定化、癒着はやっかいで多くの痛みに繋がっています。
筋肉の塊、トリガーポイントと共に筋膜もしっかり、リリースしましょう!