左膝内側痛、歩行困難。

左膝の内側の痛みで歩くのが困難。10メートル歩くのに5分程かかる。ご紹介で来院、60代 女性

半月程前から左膝が痛み、病院のレントゲンでは異常なし、痛み止めを処方された。痛みは変わらず、接骨院を受診、筋肉の疲れからと言われ数回受けれるが痛みに変化なし。

痛みが非常に強く、歩かれる動作は足を引きずる状態で、特に歩き始めの一歩が出にくい。膝を痛みで床につけない。

まず原因箇所をチェック。痛みを訴えられる膝の内側は触ると唸り声が出る程の痛み。膝裏、腿全面外側にも酷い押圧痛あり。痛みの元であるトリガーポイント(筋硬結)が幾ヶ所もありました。

初回、足首、股関節、膝裏、腿の調整。下肢全体も調整し膝内側にかかるストレスを軽減しました。

2回目(3日後)、前回後その日は足が軽く、楽に動けた。でも、次の日はまた足が出にくかった。昨日は動きにくいので疲れが酷かった。

3回目(5日後)、痛みがだいぶましだった。

4回目(6日後)、膝を曲げるのもだいぶ曲がるようになってきた。でも昨日、買い物に行っている途中から足がパンパンに張ってきた。

5回目(4日後)、膝を床についても痛みが出ず、つけるようになった。買い物が長くなると足が張り、膝裏に張れ熱感、その後2、3日膝にこたえる。

6回目(4日後)、良くなったり、悪くなったり、行ったり来たりという感じ。右足も痛くなって来た。

施術を受けていただいた後は調子が良く、痛みが全体的に良くなって来ていましたが、歩かれる時間が長くなると張れてくるので、日頃の習慣をお聞きすると、下肢静脈瘤があるので外出時は弾性ストッキングを履かれるとのこと。膝に痛みがあり左膝をかばい歩行姿勢も悪くなっている為、弾性ストッキングにより血行不良を起こしていると判断し、しばらく弾性ストッキングをやめていただき、歩行姿勢もアドバイスしました。

7回目(3日後)、右足の痛みはほぼ無くなった。始めの一歩は出にくいがその後は割とスムーズになってきて、痛みはなくなりつつある。

8回目(4日後)、動きが良くなってきた。膝に意識があるが痛みは感じない。

その後は、普通の状態のように歩けと言われ、少し痛みが出たりもありましたが、1週間に1度5回ほど受けられました。

この方の場合、当初酷い膝の痛みがありましたが、4回程度で痛みの軽減はかなりありました。しかし、弾性ストッキング使用で痛みをぶり返すような事があり、弾性ストッキングは下肢静脈瘤には必要だと思われますが、膝の問題があり悪く作用してしまいました。それがなければもっとスムーズに回復されていたと思われます。

病院での検査では骨に異常なしとなるとなすすべが無く、痛み止め等で痛みが治まるのかご本人は不安で痛みが酷いと耐え難いと思います。このようなケースも少なくないのではないでしょうか?

膝痛の原因の多くは周辺組織のトリガーポイントから来ます。軟骨の擦り減り、半月板の損傷、変形なども同じです。痛みの原因に対処しましょう!